第一種放射線取扱主任者の勉強法 ~ぐーたらチャンマーの勉強箱~

半減期の語呂(ゴロ)合わせや放射線に関するコラムを書いています。一緒にお勉強しませんか?

ウリミバエをやっつけろ

今日は生物に関係して、不妊虫放飼(ふにんちゅうほうし)のお話をしようと思います。


不妊虫放飼というのは、人工的に不妊化した害虫を大量に放すことで、害虫の繁殖を妨げる害虫駆除の方法です。
この、人工的に不妊にするというところに、おなじみの放射線が利用されています。



↓今日の主役 沖縄のウリミバエの絵(激しく手抜き)

IMG_3673.jpg

ウリミバエは1cm足らずのミバエで、チャンマーの大好きなゴーヤーなどウリ類の果実に産卵し、幼虫が果実の内部を食い荒らすという困った害虫です。
もともと日本にはいなかったのが、海外から侵入して繁殖し、1980年頃には沖縄本島含む琉球列島全域に見られるようになってしまいました。沖縄から本州へのウリ類の出荷は制限されたものの、本州への侵入も懸念される危険な状態だったのです。

そこで、那覇市にウリミバエ生産工場を作って、放射線照射により大量に不妊虫を作り、放飼したのです。
不妊虫は繁殖能力がないものの、交尾行動は正常に行うので、次第に野生種の数は減ってきます。
そして人類の努力の甲斐あって、1993年に根絶を達成することができたのでした。(つい最近ですね~)
ちなみにこの間に放飼されたウリミバエの数は沖縄県だけでも約531億匹、かかった費用の総額は204億円にのぼるそうです。

なんか放射線を使って根絶ってどうなの?って思う方もいるかもしれませんが、この方法であれば危険な農薬も使用しませんし、環境にもやさしい、ウリミバエ以外の貴重な昆虫などに害を及ぼさない、などの大きなメリットがあります。


チャンマーが好物のゴーヤチャンプルーを食べられるのも、先人達の血のにじむような努力のおかげですね。感謝感謝です。


ちなみに、放射線を浴びるとなる不妊には、一時不妊(一時的受胎能力の低下)と永久不妊があるのはご存知ですよね?
人間の場合は
男性の一時不妊が0.15グレイ、永久不妊が3.5~6グレイ以上
女性の一時不妊は0.65グレイ、永久不妊は2.5~6グレイ以上といわれています。
なんかテキスト毎にこの数値がビミョーに違っていて根がまじめな私はこういうの耐えられないんですけど、実験できることじゃないしはっきりわからないんでしょうね。(今回の値は放射線概論のものを記載しました。)

ウリミバエのような寿命の短い生物では、一時不妊とか永久不妊とか無いんでしょうか?
実際ウリミバエにどれくらい放射線あてたのか探してみたんですけど、結局わかりませんでした。
もしわかった方いらっしゃったら教えてください
他力チャンマーでした。




※追記
つづきはこちらです→「ウリミバエをやっつけろの続き


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地方都市で2児の子育てに追われる30代主婦が、
限られた時間の中で,どうやって勉強して第1種放射線取扱主任者の資格取得をしたかを書いていきます。
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