第一種放射線取扱主任者登録講習 受講五日目(金曜日)
さーていよいよ最終日です!
金曜日は受講最終日ということもあり、もう頭の中は最後の修了試験のことでいっぱいです。
なのでそれ以外の座学のことはほとんど覚えてないんです・・・すみません。
座学は
・放射線施設等の安全管理
・汚染除去法と放射性廃棄物処理
ということで、実際に放射線取扱主任者になったらとってもとっても大切な勉強をしたんですけど、あんまり記憶にない・・・。
休み時間になると近くの席の人と、
「先生が重要って言ってたのココですよね??」と確認しあったことしか覚えてない・・・。お役にたてなくてすみません。
そして14:40、予定通りに修了試験は始まりました。
それからわずか6分後・・・修了試験の最中に、震度6弱の揺れに見舞われたのです。
そうです、私が東海村で放射線取扱主任者の講習を受けていたのは平成23年の3月11日、東日本大震災の日でした。
私は全国でも有数の地震の多い県の出身であり、過去に震度4は数回経験していますので地震慣れしているほうですが、それでもすごい地震でした。
揺れが始まったのが試験中ということもあり、試験を中断してよいのか?逃げてよいのか?という迷いがあり、最初は生徒も先生もお互いに顔を見合わせて迷っている状態でしたが、ブツッと停電したあたりでほとんどの人が机の下に入りました。
しばらくして揺れが落ち着いたところで机から這い出してきたんですが、天井がきしんでたくさん粉(壁紙?)が降ってきて、机の上が白くなっていました。
そのまま試験は中断、全員非難の指示が出て、みんな外に逃げました。
そのとき私はなぜかコーヒーの缶だけもって外に出たんですが、これはやっぱり動揺してたんですかね。
一応、「外行くならついでに空き缶捨てよう」と思ったからなんですが…冷静なのか慌ててるのか…。
外で待機していても数分おきくらいに震度4~5くらいの余震がバンバンくるので再開のめどがたたず、(建物にはいれない)小1時間くらい経過したところで「講習はこれにて終了です!みなさん気をつけて帰ってください!」と解散となりました。
(ちなみに試験は後日しっかり受けさせられました。無事合格して免状がもらえたのでよかったです。)
なのでこの日は講習最終日でもあり、未曾有の大災害の始まりの日でもありました。
チャンマーが体験したことは、津波で亡くなられた方や原発事故でいまだ避難生活を余儀なくされている方に比べて被災ということもはばかられるようなことではありますが、これから数日間の出来事についても記録していきたいと思います。
※これから数日、チャンマーの東海村被災記が続きます。放射線取扱主任者のお勉強とは趣旨がずれますが、ご興味のある方は読んでください。お勉強に来たかたはごめんなさい!もう数日お待ちくださいね。
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