第一種放射線取扱主任者の勉強法 ~ぐーたらチャンマーの勉強箱~

半減期の語呂(ゴロ)合わせや放射線に関するコラムを書いています。一緒にお勉強しませんか?

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ラジウム・ガールの悲劇

今日はまじめなお話。
ラジウム・ガールについてです。

1910年代にアメリカのニュージャージー州にある工場で、放射発光時計を作っていた女性従業員達が集団被ばくする事件がありました。

今の光る文字盤は化学蓄光顔料が使われていますが、昔は蛍光塗料と放射性物質(ラジウム226など)を混ぜたものを文字盤に筆で塗っていたらしいんですね。(放射性物質は常に放射線を出していますから、蛍光塗料は常に光り続けます)

このラジウムを含んだ塗料を時計の文字盤に塗る作業をしていた女性従業員達は、放射線のリスクについて全く知識を与えられず、筆が乾いたときは舐めて穂先を整えていたために内部被ばくをしてしまうことになったのです。

ラジウムはカルシウムやストロンチウムなどと同じアルカリ土類金属(語呂はこちら)で、骨親和性があります(ボーンシーカーともいう)。そのため多くの女工達が、顎の骨髄炎や骨肉腫、白血病で苦しむことになりました。

このお話の許しがたいところは、このころには放射線障害はだいぶ認知されつつあり、工場の経営者や科学者達はマスクや鉛遮蔽を行い自分たちの安全を確保しながら、従業員には知らせていなかったと思われるところです。


ゆるさん。


こういう一般人が被害者となる事例は本当に許せません。(放射線取扱主任者としても人間としても)
キュリー夫人やレントゲンさんが被ばくしてしまうのと、全然意味合いが違うと思うんですよ。
キュリー夫妻がやっと精製したラジウムの青い光をみて涙したり、レントゲンさんが奥さんの手でX線写真をとったりするのはもちろん危険ですが、人類と放射線の時代の黎明期の神話のような、そんな感じもするんです。


放射性概論にはトロトラスト(造影剤)による晩発障害しか載っていなかったので、今日はラジウム・ガールについて書いてみました。こういう悲劇が二度と起こらないようにしていくのが、放射線取扱者の責任でもありますね。





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[ 2012/02/12 18:35 ] 放射線のお話 | TB(0) | CM(0)
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Author:チャンマー
地方都市で2児の子育てに追われる30代主婦が、
限られた時間の中で,どうやって勉強して第1種放射線取扱主任者の資格取得をしたかを書いていきます。
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